EVENT INFOMATION
11/28 (fri) ディガーのはらわた(BGM)
11/29 (sat) Alffo Records 6th Anniversary Day1
11/30(sun) Alffo Records 6th Anniversary Day2
NEW ARRIVALS
BEST NEW ALBUM
JIM LEGXACY / BLACK BRITISH MUSIC (2025)
2023年のブレイクスルー作『homeless n*gga pop music』以降、熱狂的なカルトファンを増幅させ、批評家勢からはもちろん、Fred again..やSkeptaらビッグネームも絶賛を浴びせる英ラッパーJim Legxacyが名門〈XL〉よりデビュー・ミックステープをリリース。そのボーカルスタイルはFrank Ocean、Ed Sheeranらに通じ、R&B、ソウル、ポップ、グライム、エモ、アフロビートなどを折衷した「オルタナティヴ」なプロダクションはストリーミング時代の産物としか言いようがないほど多彩で心底驚愕。さらに、それらを極めて饒舌かつユニークな「ポップミュージック」にブラッシュアップしてのけたこのJim Legxacyは間違いなく「Black British Music史」に名を残すであろう超逸材。Jai Paulの衝撃を越えたかもしれない私即Buy盤。
BEST NEW ALBUM
SHARP PINS / BALLOON BALLOON BALLOON
LifeguardのメンバーでもあるKai Slaterのソロ・プロジェクト=Sharp Pinsの3rdアルバム。今作に対し、「60s Rock/Popの一発屋ばかりを集めたコンピレーション」とは中々秀逸な比喩ではないかと思う(良い例えかどうかはさておき)。実際The KinksやThe Byrds、The Monkeesといったロックバンド黎明期のオマージュに溢れているが、これをただのパクリに聴かせないところが若き天才と賞賛される所以。当時の楽曲をめっちゃくちゃ研究して(間違いなく)再演しつつ、Kai Slaterなりの現代的解釈を加えることで、楽曲そのものの良さを自ずと浮き彫らせることに尽力したのであろう。一分にも満たない曲ですらしっかりと意志を放っていて、研鑽に努め続けるであろうこの若き天才の将来が恐ろしくもある全21曲。
BEST NEW MUSIC
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