2025 MUSIC
YEAR END LIST
YEAR END LIST
BEST NEW ALBUM
FEEO / GOODNESS
YHWH Nailgun、james K、Olan Monk等、どのリリース作からも目が離せない目下最重要レーベル〈AD 93〉発、ロンドンのエクスペリメンタル・アーティストFeeoのデビュー・アルバム。カルト教団の集会の様な不気味なジャケットがそもそも5万点なのだが、アブストラクトかつ、選び抜かれた音のみで構成されたトラック、PortisheadのBeth Gibbons、のクローンの様なボーカル、一方で、時折見せるそこはかとない美しさを放つメロディーのトライアングルは、「抽象表現」がいかに感情や思考に自由な体験を与えてくれるかを証明するかの如しである。ここ近年の〈AD 93〉はとりわけ現代音楽とインディー・ミュージックの接合に注力している様に思われ、しかもそれが天才的と言っていい程無二の世界を形成する事に成功してしまっているのだからこんなのレーベル買いまった無しなのです。
BEST NEW ALBUM
OLAN MONK / SONGS FOR NOTHING
Joanne Robertson、YHWH Nailgun、James Kなどのリリースで追撃止まぬロンドンの目下最重要インディー・レーベル〈AD 93〉発、アイルランドのSSW=Olan Monkの2ndアルバム。アイルランドの伝統的な歌唱スタイルであるシャン・ノース、リリックは同郷のレジェンドSinéad O'Connorから影響を受けたという特異なスタイルに加え、墓地を彷徨うKing Kruleの様な死相漂う佇まいに兎にも角にも惹かれて止まない。スロウコア、トリップ・ホップ、インディー・ロックなど境界線こそ曖昧なものの、アルバムを貫き続ける美意識には〈AD 93〉の血が色濃く流れている全10トラック